コードギアス|黒の騎士団の感想とあらすじ【第8話】

コードギアス

こんにちは!@ラテ子です

コードギアス反逆のルルーシュ第8話「黒の騎士団」のあらすじと感想を書いていきたいと思います!

第8話 黒の騎士団のあらすじ

生徒会メンバーのミレイ、ニーナ、シャーリーは河口湖畔に出かける。心優しいシャーリーは、イレヴンである枢木スザクでさえも誘ってくれていたが、スザクは軍務故に同行は断念する。そんな楽しいひとときの中、日本最高規模のレジスタンスである「日本解放戦線」が生徒会メンバーが泊まっているホテルをジャックする。ブリタニア人に存在感を鼓舞したい日本解放戦線は、卑劣な方法でコーネリアをはじめとするブリタニア軍を翻弄する。助けたいという気持ちの中で、ルルーシュは思考を巡らせるが…。

第8話 黒の騎士団の感想

ついにルルーシュによるナナリーの為の騎士団「黒の騎士団」、始動しました。参加しているメンバーである日本人は、もちろんそんな事とは思っていません。日本のため、自分達の尊厳のために活動しているカレンらと、ブリタニアの破壊、ナナリーの為に優しい世界を作るために動き出したルルーシュ。結果が同じならというルルーシュの考えで、運命共同体となった「黒の騎士団」は、思う未来を手にすることが出来るのでしょうか…。

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©SUNRISE/PROJECT GEASS  Character Design©2006 CLAMP・ST

「トウキョウ租界を出るの初めてなんです!」というシャーリー。エリア11はそんなに治安が良いとは言えないようです。ニーナは震えつつも、ミレイ会長が「今度は置いてけぼりにしない」と声を掛けます。そのエピソードは今後出てくることはありませんでしたが、ミレイ会長とニーナの間にはそんな言葉が交わされるような出来事があったようです。

ルルーシュは「黒の騎士団」のメンバーとなるカレンや玉置、扇らを連れてギアスで奪ったと思われるトレーラーへと招待します。大きなトレーラーを、アジトとしてこれから使うようです。

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そんな中、生徒会メンバーも過ごしている河口湖畔ホテルジャックのニュースが飛び込んできます。その中には、ブリタニア皇族であり副総督であるユーフェミアの姿も。副総督として民衆に顔を晒していないこと、ホテル滞在もお忍びだったことから、すぐにレジスタンスにバレることは無かったようです。

まあ、皇女様が人質にいると分かったら確実に交渉材料に使われてしまうでしょうから、静かにしていなければなりませんが、今にも飛び出していきそうなユーフェミアです。実際、ニーナが手を掴まれ錯乱状態になり、すぐに名乗り出てしまいました。後先考えない皇女様です。姉であるコーネリア総督が知ったらブチ切れものでしょう。

ユーフェミアに助けられたニーナは、まるで女神様に見えたと後で語ります。これがきっかけで、彼女の運命も変わっていきます。

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ユーフェミアが人質にいることで、動きづらくなっているコーネリア。ユーフェミアが自分を犠牲にしてでも皆を守ろうという行動をする中で、ユーフェミア可愛さの為に身動きが取れないコーネリア。この2人は姉妹ですが、そういう面が違いますね。この2面性は、主人公であるルルーシュをはじめ多くの人が選べず、葛藤する題材としてコードギアス全体に散りばめられている要素です。

ブリタニア人か日本人か、1人を取るか皆を取るか。

結果か、過程か。

スザクやユーフェミアのように、自己犠牲をしてでも皆を助けたいというタイプか、特定の誰かを愛してるが故の行動を起こし、他人よりもその個人を優先するタイプ。まあどちらの気持ちも分からなくないです。ナナリー1本のルルーシュよりも、ブリタニア皇族、総督としての矜持を保っているコーネリアの方が、常識的ではある気がしますが…。

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生徒会メンバーが人質になっていることを知りながら、身動きの取れないスザクは、思ったよりも大人しい雰囲気です。「自分は組織の人間です。個人的な感情よりも、組織の論理を優先します」というスザクは、真っ直ぐな性格に反して、長い間色々なことを諦めてきたんだろうなと想像させます。それはどんなに辛く悲しいことだったことでしょう。個人的な推しはスザクなので、かわいそうです。

そんな中、ゼロが現れ、コーネリアに揺さぶりを掛けます。そのことでホテル内にユーフェミアがいると確信するルルーシュ。

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ようやく降りた出撃許可に、スザクは全力で応えます。

イレヴンではあるが、使わないで無視できる機動力ではないとコーネリアが何かをスザクに感じます。ブリタニア皇族でありその矜持を確固たるものにしているコーネリアの心を揺さぶる希少な日本人として、無視できない存在になっていきます。頑張れスザク。いやもう頑張らなくてもいい。

ランスロットの機体性能以上に突っ込んでいく姿は、自己犠牲の塊です。脳裏には、イレヴンである自分でさえも誘ってくれた、心優しい女の子、シャーリーの姿が浮かびます。

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結果、スザクよりも早く人質を救出した「黒の騎士団」。

正義の味方と名乗る彼らの格好に、思わず突っ込んでしまいそうになりますが、彼らはブリタニアの敵として登場するのではなく「弱いものを虐げる者の敵」として登場することで、人質である生徒会メンバーを含むブリタニア人を救出することに成功します。

報道カメラを奪うことで、全国にデビューを知らしめた黒の騎士団は、これから様々な行動を起こしていくことになります。コーネリアに負けない人や軍隊を手に入れると豪語していたルルーシュの手足として、正義に味方として、人々にどう受け入れられるのでしょうか。

次回、コードギアス反逆のルルーシュ
第9話「リフレインに続きます!

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