コードギアス|ナリタ攻防戦の感想とあらすじ【第11話】

コードギアス

こんにちは!@ラテ子です!

コードギアス反逆のルルーシュ第11話「ナリタ攻防戦」のあらすじと感想を書いていきたいと思います!

第11話 ナリタ攻防戦のあらすじ

圧倒的戦力差に見えたコーネリア軍に対して、優勢に転じていく黒の騎士団。コーネリアを追い詰め、投降を命じるルルーシュ(ゼロ)。窮地に立たされたコーネリアは、妹であるユフィを思い、腹心の部下への言葉を呟く…。そんな中ユーフェミアは、姉の窮地を救うため、特派へ救援命令を下す。スザクは総督コーネリアを救うため、ランスロットで猛攻をかけるが…!?単騎で戦局を一変させる力を持つランスロットに、紅蓮に乗ったカレンは戦いを挑む。黒の騎士団を追い詰めていくランスロットの前に、不思議な少女が現れる。その少女は、スザクがシンジュクゲットーでのテロの際に行方不明になったと思っていた少女だった。

第11話 ナリタ攻防戦の感想

紅蓮の引き起こした土砂崩れの影響で、ブリタニア軍には大きな打撃となり、コーネリア軍は孤立してしまいます。妹であり副総督であるユーフェミアも心配そうにしています。ロイドやセシルは、土砂崩れに対して、人為的に引き起こされたものであると勘づいているようです。科学を愛する2人は、副射破動を開発した人物にも思い当たりがあるようです。(ラクシャータ)

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©SUNRISE/PROJECT GEASS  Character Design©2006 CLAMP・ST

カレンは止まりません。彼女の中に積み上げられたブリタニアへの恨みは、彼女の相棒となる紅蓮と共に炸裂されていきます。純血派として軍を引っ張っていたキューエル卿は、ナイトメアの脱出装置が故障し、戦死してしまいます。(何気にキューエル卿には妹がいて、R2でナイトオブラウンズであるルキアーノの親衛隊、ヴァルキリエ隊の一員として出てきます。皮肉にも、兄と同じ紅蓮に撃墜されてしまいますが)

黒の騎士団側も、犠牲が全くないわけではもちろんありません。戦争をしているのですから、当然と言えば当然ですが。今までレジスタンスとして活動してきたと言っても、ブリタニアへのちょっとした嫌がらせをしてきた程度のものですから、戦争を知っているブリタニア軍と、素人同然の黒の騎士団の一兵卒とでは大きな差があります。そんな心理状態まで加味してルルーシュは計画を立てているのですから、やはり智将たる能力があります。

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そしてそんな中で、日本解放戦線の藤堂さんが到着します。

部下である四聖剣(旧日本軍で優秀だった人たち)を引き連れ、コーネリアの背後をとるため、ルルーシュの立てた計画を読み行動できる藤堂さんは、ルルーシュからも優秀と評価されます。

ギルフォードも、「将軍と騎士の器を持つ者」と口にするほど、ブリタニア軍内でも有名な存在のようです。皇女であり総督であるコーネリアの騎士たるギルフォードも、相当優秀に違いはないと思うのですが、藤堂さんと刃を交えるには覚悟が必要なのでしょうか。

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激しい戦いの末、コーネリア軍とコーネリアは別行動を取ることになります。単騎となったコーネリアを叩こうと動く黒の騎士団。ユーフェミアは姉を助けたいと思いながらも、どうすればいいのか分かりません。そんな中、特派が命令を与えてくださいと言ってきます。ユーフェミアはスザクを信頼しているのでしょうか。「ユフィ」と呼びかけられたことに反応するユーフェミア、この2人は見るからにお似合いで、これからが楽しみになります。(何も言わないでください)

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可愛い可愛いスザクは、コーネリアを救うためランスロットで文字通り現場に突っ込んでいきます。「はい、必ずや」とユーフェミアに返すこの声色、好きすぎる。個人的な趣味ですが。

ロイドから、スザクの矛盾を指摘する言葉が吐かれます。スザクはこの矛盾に、軍属する限り苦しめられることになり、実際にたくさんの命を奪ってしまうことになるのですが、それはまた別のお話。しかしこんなに人のために動きたくて、自分の命をかなぐり捨ててしまう危うさが、不安に思うところです。特派のロイドさんやセシルさんは彼の自己犠牲の精神に気付いていて、そんなスザクをランスロットのデヴァイサーとして利用しつつも、心配もしているのでしょう。

スザクの乗るランスロットが登場したことによって、戦局がまた大きく動きます。憎いと顔に書いてありそうなほどプンプンに怒るルルーシュの、初めの異変に「へ?」とする顔があどけなくて可愛いですね。

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そしてカレンとスザクの、紅蓮とランスロットの戦闘!コードギアスの物語中の要所要所で戦うことになる、宿命の戦いです。11話で描くレベルの戦闘ではありません。ナイトメアが空を飛ぶ前の、陸上戦も貴重で見ものです。

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追い詰められたルルーシュを救うために、C.C.が生身で現れます。ナイトメア同士の戦いの中で、体一つで出てくるなど言語道断。まあ、スザクが操縦するランスロットにルルーシュが勝てるはずもないので、仕方がないのですが。

ゼロを追い詰め、さあ今から捉えるぞという中、少女が現れ信じられない景色を見たようなスザクですが、C.C.にショックイメージを見せられ、錯乱してしまいます。映像の中で、父である枢木ゲンブも出てきます。悪夢のようなイメージの中で、ルルーシュとも映像では会うわけですが、その記憶はお互いにあるのでしょうか?

C.C.がここまで体を張ってルルーシュを守るのも不思議な感じがしますが、今までそんなに繋がりが見えなかったルルーシュとC.C.の絆が生まれた回でもあるかもしれませんね。

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ルルーシュは見るからにツンデレキャラですが、C.C.もツンデレに見えて、意外にも慈愛に満ちたキャラクターなのです。そしてルルーシュも、一度懐に入れた相手を不躾に出来ないという意外に甘いキャラクターであります。そしてそんなC.C.に嫉妬を見せるカレン。ゼロの仮面の下も知らないのに、そこまで尽くせるカレンもすごいです。

今回の成田連山は、日本解放戦線をも利用した黒の騎士団が勝利しました。このまま力をつけて行く黒の騎士団が、今後どういった活動をしていくのか見ものですね!

そして今回の成功の裏に、悲しい悲劇が起こっています。それがなんなのかは、また次回のお話で。

次回、コードギアス反逆のルルーシュ
第12話「キョウトからの使者」に続きます!

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