コードギアス|キョウトからの使者の感想とあらすじ【第12話】  

コードギアス

こんにちは!@ラテ子です!

コードギアス反逆のルルーシュ第12話「キョウトからの使者」のあらすじと感想を書いていきたいと思います!

第12話 キョウトからの使者のあらすじ

成田連山の戦いによって、コーネリア率いるブリタニア軍は再建を迫られる。黒の騎士団は成功を収めたことにより、大きなバックを手にすることになる。日本のレジスタンスを束ね、ブリタニアに占領された今でも大きな力を持つ旧日本財閥であるキョウト六家の支援である。ルルーシュはキョウトの代表と会うため、富士鉱山を訪れる。一方、アッシュフォード学園の生徒会室では、いつも通りの日常があった。ルルーシュに恋するシャーリーは、思い切ってルルーシュをデートに誘う。恋愛ごとに疎いルルーシュは、シャーリーの恋心には気付いていないが…。そして黒の騎士団の成功の裏に、平和ないつもの日常に、とある悲劇のニュースが飛び込んでくる…。

第12話 キョウトからの使者の感想

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©SUNRISE/PROJECT GEASS  Character Design©2006 CLAMP・ST

キョウト六家。旧日本の財閥家の生き残りです。盟主たる皇神楽耶は年齢こそ他のキョウト六家のメンバーに比べれば幼いですが、その地位に相応しい振る舞いを行える強さを持っています。神楽耶大好き。幼いころ、日本国首相の枢木ゲンブの息子であるスザクの幼馴染であり、許嫁でした。スザクが名誉ブリタニア人に降ったことで、許嫁という関係は解消されますが…。

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ここでマオ初登場。この回ではまだ活躍しませんが、C.C.を探してこの場に訪れています。C.C.と関わりのある方ですから、ギアスに関係の人物ということが予想できるでしょうか。C.C.は長く生きている分、たくさんの人と関わりを持ってきているかもしれませんが、マオはその中でも深く関わった人物だったといえるでしょう。

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ルルーシュはシャーリーからデートに誘われます。恋愛ごとに疎いルルーシュはデートと捉えてないようですが、それを知ったC.C.はなんだか少しつまらなそうにも見えます。モテモテなルルーシュです。本人にその自覚がないのは、奇跡のようなことですね。そんなところまであざといわあ。

平和な話題で溢れるアッシュフォード学園の生徒会室は、変わらぬ場所のように思いますが、そんなことは無いのだからとミレイさんが諭します。変わらぬ場所・変わらないでいてほしい場所・いつか戻ってきたい場所として、この学園の生徒会室が象徴のようになってコードギアスの物語中に何度も出てきたように思います。

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キョウト六家の代表とした桐原とルルーシュは顔馴染みだったようです。幸いにも、顔を見せただけで「間違いなくブリタニアの敵 」と認識され、ギアスを使わずしても協力を得ることに成功します。

ルルーシュは黒の騎士団が進んでいく道として、確かな手応えを感じたことでしょう。修羅の道を行くというルルーシュは大変にかっこいいですが、果たして彼にそこまでの覚悟があるのか甚だ疑問です。

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前話でも、自分のことを身を挺して守るC.C.を見捨てずに後ろでオロオロするだけの坊やなのですよ、彼は。不老不死の少女と知っていても、利用するに全振り出来ないルルーシュは、今回語ったように修羅の道を突き進むことが出来るのか?と不安に思うところです。しかし行動の結果はもうついて来てしまっていて、今更引き返すことが出来ないのも確かです。

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そして修羅の道を行くのが我が運命と豪語した矢先、思わぬ悲劇が降り掛かります。それはルルーシュの起こした行動の結果であり、全く予想も出来ない事態でもありませんが、その覚悟はしていませんでした。

成田連山での戦いは、黒の騎士団に大きな成功をもたらしたと共に、大きな犠牲を払っていました。それは軍属でない一般人にまで及び、シャーリーの父親はルルーシュが起こした土砂崩れに巻き込まれ、亡くなっていました。

父親の死を知ったシャーリーは、辛い胸のうちを語り、ルルーシュに縋ります。黒の騎士団への恨み、起こしてしまった目の前の悲劇を悟りルルーシュは、彼女を慰めることしか出来ません。

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桐原公が出てきたあたりから神作画ですが、この回のこの一連のシーンは、ものすごい気合を入れて描かれているような気がします。今までルルーシュは結果を重視し行動して来ましたが、その結果の果てに起こった悲劇に動揺し、初めて後悔の念を滲ませる場面です。

ルルーシュはやっていることや言葉は大きく大それたことを言いますが、精神がそれに追いついて来ていないというのを感じます。彼もただの17歳の少年というのを感じさせる流れですね。その未熟さや甘さ、優しさがルルーシュの愛すべきところだなあとも思うのですが。

エンドロールでも、分かっていたと語りながらも桐原公を消せばルルーシュ・ランペルージに戻れると言うあたり、なかなかに応えたのだなと思いますね。ナナリーの為のゼロ、黒の騎士団と言いながらも、自分のすぐ近くの大切な人を傷つけてまで前に進むという覚悟までは出来ていないというが感じられます。

しかし、今更引き返すことなど、それ以外に失った命や日本人からの期待を考えれば難しいことです。そして今やめてしまったら、結果としてナナリーが幸せに過ごせる世界にするためには、何も変わっていないことになります。

後悔に揺れるルルーシュの、今後が気になりますね!

次回、コードギアス反逆のルルーシュ
シャーリーと銃口に続きます!

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